EBUG - PPMLユーザマニュアル

PPML ... Pigeon Post Mailing-list System  

PPML*1は、シンプルさと機能のバランスをとりつつ、カスタマイズのし易さという特徴をも備えたメール配信システムです。

MLを操作する ... コマンドメールの送信  

メーリングリストを利用するには、 あらかじめメールアドレスを登録し、加入する必要があります。 また、将来、メールの配信が必要なくなり、退会したい場合もあるでしょう。

このようなMLへの加入や退会は、決められたメールアドレスへメールを送ることで 処理を行います。 MLシステムはこのようなメールを受信すると、 その内容を読み取り、処理を自動的に行います*2

これらの処理を行うためのメールを「コマンドメール」と呼びます。

コマンドメールの説明  

以下は、MLのユーザーの方々への説明です。 説明は各機能ごとに項目が分かれています。

MLに加入する ... メールアドレスの登録  

メーリングリスト(ML)からの配信を受けるには、まず、 MLへ加入(subscribe)する必要があります。 それには、以下のように、ppserv@ebug.jp宛にメールを送ります。

送信者: あなたのメールアドレス
宛先: ppserv@ebug.jp
subscribe MLの名前

このように、メールの本文には1行だけ、「subscribe MLの名前」と書いておきます。 勿論上の例の「MLの名前」の部分には、実際に加入するMLの名前を書きます。

注意: この加入手続きは、実際にMLの配信を受けるメールアドレスで行います。違うメールアドレスを使うと、そのメールアドレスが登録されてしまいます

しばらくすると、MLシステムから次のような内容のメールが自動返信されてきます。

送信者: PPML-Server <ppserv@ebug.jp>
宛先: あなたのメールアドレス
表題: Request to Confirm
Subscribe request for "MLの名前" mail-list from your address received.
If you can approve this request, Send back a line below.
confirm 931067337-00000001893 MLの名前

Thanks.
-- MLの名前-request@ebug.jp

(上の文の意訳)

あなたのアドレスから発信されたメーリングリストへの購読希望メールを
受け取りました。
この購読希望を承認されるのでしたら、以下の行を返送して下さい。
confirm 931067337-00000001893 MLの名前

送られてきたメールの「confirm 931067337-00000001893 MLの名前」の 行の部分を、以下の例のように、そのまま ppserv@ebug.jp 宛に送り返します。

送信者: あなたのメールアドレス
宛先: ppserv@ebug.jp
confirm 931067337-00000001893 MLの名前

(実際には「931067337-00000001893」の部分にはその都度違う数字が、 MLNAMEの部分にはMLの名前が入っています。これらを そのまま、送り返します)

このような手順でメールをやりとりするのは、他人が勝手に自分のアドレスでMLへの 登録を行うのを防止するためです。

登録が完了すると、以下のような内容のメールが返信されてきます。

送信者: PPML-Server <ppserv@ebug.jp>
宛先: あなたのメールアドレス
表題: Confirmation Completed
Your confirmation for "MLの名前" mail-list completed,
and subscribe your address to MLの名前@ebug.jp.

Thanks.
-- MLの名前-request@ebug.jp

これで、あなたのメールアドレスがMLの配布一覧に登録されましたので、 以後、記事の配送が行われます。 また、登録したアドレスからMLに投稿することもできるようになりました。

MLに投稿する ... メールの配信  

投稿したい文章を書いたメールを、MLの名前@ebug.jp 宛に送ります。

送信者: あなたのメールアドレス
宛先: MLの名前@ebug.jp
......
   ...本文...
          ......

(MLの名前の部分には、実際のMLの名前を書いてメール送信します)

この後、送ったメールは自分を含むMLの参加者全員に送信されます。

注意:コマンドメールの宛先は、すべてppserv@ebug.jpですが、投稿用のアドレスは、MLによって異なりますのでご注意願います。

MLから退会する ... 配信の停止  

MLからの配信が必要なくなった場合は、MLから退会する処理を行います。 そのためのコマンドメールは以下のようになります。

送信者: あなたのメールアドレス
宛先: ppserv@ebug.jp
unsubscribe MLの名前

メールの本文には1行、「unsubscribe MLの名前」と書きます。

配信の一時休止と再開  

休暇や出張などで、しばらくメールの受信ができない場合は、 一時的にMLからの配信を休止させておくことができます。

送信者: あなたのメールアドレス
宛先: ppserv@ebug.jp
off MLの名前

休止していた配信を再開する場合には、以下のようなコマンドメールを送信します。

送信者: あなたのメールアドレス
宛先: ppserv@ebug.jp
on MLの名前

参考: 休止期間中に配信されなかったメールは、get コマンドメールで後から取得することもできます。

過去に投稿された記事に関する機能  

PPMLでは、過去に配信されたメールは保存されています。

indexコマンドを用いることで、それらのメールの一覧を得ることができます。

送信者: あなたのメールアドレス
宛先: ppserv@ebug.jp
index MLの名前

また、以下のようにgetコマンドを用いることで、 過去に投稿されたメールを自分当てに再送してもらうことができます。

送信者: あなたのメールアドレス
宛先: ppserv@ebug.jp
get MLの名前 記事番号

複数の記事番号を一度に指定する事もできます。

get MLの名前 10          ... 記事番号10を再送
get MLの名前 10,20       ... 記事番号10と20を再送
get MLの名前 10-20       ... 記事番号10から25までを再送
get MLの名前 10 20-25    ... 記事番号10と20から25までを再送

のような書き方が可能です。

現在のMLの参加者の一覧を見る  

現在MLに登録され、配信を受けているメンバーの一覧を得るには、 whoコマンドを使います。

送信者: あなたのメールアドレス
宛先: ppserv@ebug.jp
who MLの名前

このコマンドメールを送るとメンバーの一覧が表記されたメールが送り返されてきますが、 その中で「No GECOS」という行が含まれている場合があります。

これは、メンバー登録時にメールアドレスのみで、名前を表記せずに登録した 参加者を表しています。

参加したいMLの紹介文を読む  

ML管理者によって、そのMLの紹介文が登録されている場合がありますが、 その紹介文を読むにはinfoコマンドを使用します。

送信者: あなたのメールアドレス
宛先: ppserv@ebug.jp
info MLの名前

このコマンドメールは目的とするMLの紹介文を読むためのものなので、 そのMLに未加入のユーザであっても利用することができます。

PPMLシステムの使用方法を読む  

PPMLの使い方はこのページで説明したとおりなわけですが、 PPMLシステムにコマンドメールを送ることにより使用方法の説明を 取り寄せることもできます。

送信者: あなたのメールアドレス
宛先: ppserv@ebug.jp
help

このコマンドメールもMLへの加入・未加入に関係なく 利用することができます。


*1 PPMLのオフィシャルサイトは、http://www.ppml.tv/ です。
*2 なお、ML自動処理ではなく、人間の管理者に直接連絡を取りたい場合は、MLの名前-request@ebug.jpにメールを送ると、管理者にメールが届きます。「MLの名前」の部分には、実際のMLの名前を書きます、例えばMLの名前が「newproject」なら「newproject-request@ebug.jp」がMLの管理者アドレスになります。
2011-02-21 (月) 14:13:49 (4806日前) に更新
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